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​手外科

手外科とは一般に、神経が頚椎より出た直後の腕神経叢から肩、肘、指先までの上肢全体を専門とする分野です。

人類に今日の発展をもたらしたものは「手」であると言っても過言ではありません。

「手」は他の部位にみられない繊細な構造を持っています。

その神経、腱、血管、靱帯、骨を扱う「手外科」の医師は従来の整形外科の概念から離れ、

「手」の特殊性を十分理解し、本来「手」が持っている緻密な機能を再建する高度な技術が必要です。

 

マイクロサージャリーとは、手術用顕微鏡を使用して切断された神経、血管などの微細な構造を修復したり、

体の別の部分から組織を移植したりする技術を意味します。

切断した指を世界で初めて再接着する手術に成功させたのは日本人の玉井医師と小松医師で、1968年のことでした。

手外科の代表的疾患

腕神経叢損傷

肘部管症候群

手根管症候群

デュピュイトラン拘縮

キーンベック病

ドケルバン病

​テニス肘

神経損傷

神経断裂

神経麻痺

腱損傷

腱断裂

腱鞘炎

​橈骨遠位端骨折

弾発指

切断指

舟状骨骨折

橈骨頭骨折

合指症

多指症

ガングリオン

爪変形

関節拘縮

変形性関節症

​ばね指

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