院長挨拶
当院は昨年末に新病院に移転し、佐倉整形外科眼科病院としてリニューアルいたしました。
病院スタッフ一同、地域医療に貢献できるよう励んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
私が整形外科医として心がけていることをお話しさせていただきます。
まず、患者さんを診療させていただく際に、よく説明し患者さんご自身及びご家族の方に、
病状と治療内容をよく知っていただくということです。当たり前のこととは思うのですが、
他院を受診された患者さんに病名と治療内容を尋ねると、病名がはっきりとしない方が多くいらっしゃいます。
もちろん、専門的なことを説明されてすぐに全てを理解するのは難しいですが、言葉を工夫し、図などを使って繰り返し
丁寧に説明するようにしています。時間が取れない際は、なかなか十分な説明ができないこともありますが、
患者さまに合わせ、十分に納得していただけるよう努めてまいりますので、わからないことは質問していただきたいと思います。
また、患者さんの気持ちに共感し、患者さんの希望に沿った医療を心がけたいと思います。
私たち医師は、自分が経験したことのない疾患をお持ちの患者さまを診断し治療してゆくため、
患者さまの症状や気持ちをご本人と同じように経験することは難しいのですが、
一方的に押しつけるような治療にならないよう気をつけてまいります。
(最近は私も年をとり、腰痛など整形疾患を頻繁に経験するようになり、若い時と比べると
一層患者さまの気持ちを理解できるようになったかな、と思っております。)
患者さまにご自分の病状をしっかりと理解してもらうことで、疾患や症状に対する不安を緩めることができ、
医師が患者さまの気持ちを思いやることで、患者さまと一緒になって治療に臨めると思います。
このようなことは、医師になった時から医療の基本として行うべきことだと思うのですが、
しっかりとできていなかったと今更ながら反省しています。
今後少しでも、当院を受診してよかったと患者さまに感じていただけるよう努力してまいります。
また新病院となり、なかなか行き届かないところもあるかと思いますが、
今後改善に努めていきますのでよろしくお願いいたします。